ひとくぎり

2000年12月31日
二十世紀が終わるそうです。
二十一世紀がやってくるそうです。
でも、それはにんげんが勝手に決めたことなので、
太陽はいつものように東から昇って西に沈むことを繰り返します。
宇宙と言う広大な空間の中の、小さな銀河系の、そのまた小さな太陽系の第3惑星地球の、ちいさなちいさないきものたちが決めた、「くぎり」です。

大昔は暦ではなく、太陽をはじめとした自然にそってくぎりをつけてきたので、現代の区切りはなんだかからだにはきもちわるい気がします。

でも、とりあえずくぎりなので。
ゆくときをおしみつつ、くるときを楽しみに。
とはいえ、過去も未来も、自分の手にはありません。
今だけです。
今過ぎ去った過去に手を加えることもできなければ、いまやってくる未来を垣間見ることすらできません。
だから?
わたしは、二十世紀だろうが二十一世紀だろうが、自分の生きている今をがんばって生きようと思います。

生きている証のほんのひとつとして、うたをうたえていけたら。

きたるべき未来のときが、輝かしくまた穏やかであることを願ってやみません。

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